チャットレディの税金で気をつけるべき数字【20万・48万・103万・130万】

チャットレディが税金を払うときに気を付けるべきお給料・報酬の数字「20万」「48万」「103万」「130万」

これはずばり税金の控除に関係のある数字です!!これらの数字を意識しておくことで税金的に少しお得になったりすることがあります!

はじめまして♡チャットレディ12年目で、一児の母ですがチャトレ現役のマミです(笑)

親や旦那さんの扶養に入ってチャットレディをしている方は稼ぎすぎると所得税や社会保険料を払わなければならなくなるので注意してください!

基本的にはチャットレディだからと言って特別なことはなく、一般的な副業などで稼いだ場合と考え方は同じになります。

20万円・48万円の壁【基礎控除】

まずチャットレディの税金を考える上で最初にに登場する数字は「20万」と「48万」です(^▽^)

このブログでも確定申告の記事に何回か登場しています!この2つ「20万」「48万」の数字はずばり、「基礎控除額」です!!

後で説明しますが、基礎控除はざっくりまとめると

  • 専業チャットレディ(チャットレディしかお仕事をしていない人)…48万円まで
  • 副業チャットレディ(本業がある人)…20万円まで

です!

基礎控除とは・・・確定申告時の所得税の計算の時に、全員が一律で引かれる控除のことです。

あなたの所得(収入から経費を引いたもの)から一律48万円基礎控除として引くことができます。

一定の条件などはなく、誰でも適用になります。

控除ってどうしてあるの?

基礎控除って本当ありがたいですよね。そもそもどうしてそのような仕組みがあるんでしょうか。

簡単にいうと、お仕事をする上での必要経費以外にも、生活していく中でお金がかかりますよね。

控除とは、生活するために必要な出費に対しては税金をかけないようにするよ!という国の優しい制度です(笑)

基本的には所得税の基礎控除額は48万円と決まっています。ただ会社員である副業チャットレディさんは、基礎控除額は20万円までとなります

副業チャットレディは20万円まで?

誰でも適応になるといった48万円の基礎控除ですが、実は「給与所得をもらっている人」は全額適用にはなりません。つまり専業チャットレディさんと副業チャットレディさんで違いがでてきます。

サラリーマンさんやOLさんのように、本業から給料所得をもらっている副業チャットレディさんは20万円までしか基礎控除として認められません。

※チャットレディは業務委託のお仕事なので「給与所得」にならないため20万円まで確定申告不要となりますが、

チャットレディの他に給与所得として副収入をもらっている場合は、20万円以下でも確定申告の必要があります!

なぜ48万と20万と差があるのか?

「給料をもらっていない人=生活が大変=生活にかかるお金には税金をかけないであげるよ」ということで基礎控除が48万円なのです。

「給料をもらっている人=20万位ならお小遣いとして税金かけないであげるよ」ということで基礎控除が20万円です

イメージはこんな感じです(笑)

働いている人はお給料があるから働いていない人より控除しなくていいでしょ、という考え方ですね。

副業なら「20万円」専業なら「48万円」

チャットレディのお仕事をしていて、基礎控除の「20万」「48万」考える時というのは、確定申告の時だと思います。

確定申告とは、1年間で得た所得から計算して、必要な税金を納める手続きのことをいいます。

チャットレディさんも、一定以上の収入があれば確定申告をしなければなりません。この確定申告の時に、下のように基礎控除額を差し引いていいよと国が決めています

専業チャットレディなら48万円、副業チャットレディなら20万円

なので単純に「なんだか手続きが面倒くさいし大変だから確定申告したくない!所得税払いたくない!」と思われる方は、専業なら年間48万まで、副業なら年間20万までと覚えておいてください!

確定申告が必要かどうかは、以下の計算式で分かります

1年間の収入―必要経費−基礎控除額(48万or20万)=課税所得(税金がかかる所得額) 

1年間のチャットレディでもらった収入から、必要経費(仕事に必要な出費)を引いたものが「所得」になります。

そこからさらに所得税の基礎控除額48万円(20万円)を引いたものが「課税所得」となります。

課税所得に税率がかけられ、所得税の納税額が決まります。

この時点で、1年間の収入が48万円(20万)以下であれば、一律差し引かれる48万円(20万)の基礎控除があるので、所得は「0」になりますよね

例:1年間の収入が30万円、必要経費として計上するものが3万円として、所得の計算をしてみます。

30万円(1年間の収入)―3万円(必要経費)―48万円(基礎控除)=―11万円(つまりゼロで確定申告不要ですね!)

つまり「専業チャットレディの場合は年間48万円までの所得」「専業チャットレディなら年間20万円なでの所得」でしたら税金を収める必要がないので「確定申告」をする必要はありません。

確定申告したくない、するのがめんどくさい人は、この数字を意識して稼げばOKです!

103万円の壁【所得税】

103万円までは所得税がかからない

よく103万の壁というセリフがありますよね。旦那さんがいるチャットレディの方は要チェックです!

これは103万円以内の収入に収めておけば、税金面で優遇されることが2つあるからそう言われるんです(´;ω;`)

その①所得税を払わなくていい

その②親や夫の扶養に入ってる場合、扶養控除が受けられる(親や夫の税金が控除される)

これはとっても大きいですね逆に103万を超えてしまうと、自分の所得税も払わなければならないですし、親や夫の扶養控除も外れてしまうので、税金が高くなってしまいます。

配偶者控除の場合は最大38万円でますので、自分の所得税もかからない+38万円分夫の収入も増える(税金が引かれない)といいことずくめですね♡

配偶者控除・扶養控除とは・・・夫(納税者)が奥さん(配偶者)を養っていることを配慮して、夫の年収から差し引ける経費(控除)のことです。

養わなければならない家族が多いほど生活が大変になることを配慮して、税金の負担を減らそうという考えが根本にあります。

夫の扶養に入っている場合、103万を超えてしまっても配偶者特別控除というものが受けられます。

これは年収103万円を超えても141万円未満であれば扶養を外さないであげるよ、という控除です。

38万円よりは少額になってしまいますが、控除してもらえます。(ただ配偶者特別控除は夫の所得が年収およそ1,220万円を超えるともらえません)

まとめると・・・

  • 年収103万以下→配偶者控除の対象でいられる
  • 年収104万以上141未満→配偶者特別控除の対象※2017年までの制度の場合(後で説明します)

なぜ103万円なのか

なぜ103万円という数字なのか、これは基礎控除額48万円+給与所得控除55万円=の合計金額です!

先ほど説明した、基礎控除額48万円分と、給与所得控除55万円の分があるので、103万までは所得が「0」ということになります。(つまり所得税はかかりませんね!)

給与所得控除とは・・・給与所得を得ている人、要は会社員の経費というイメージです。

会社員の人が勤務のためにかかる出費に対して国が税金を少なくしてあげるよ!という制度です。

控除額は所得額に応じて異なります。

年収が最低55万円から給与所得控除が適応になるので、103万以下までは所得税を払う必要がありません。

2018年からは150万の壁に

・・・ここまでは2017年までの話で、2018年からは「103万の壁から150万の壁」に変わっています!!(´;ω;`)

税法改正で、配偶者控除と配偶者特別控除の見直しがあったからです!

つまり配偶者控除・特別控除を受けられる奥さんの基準が「年収150万」に増えました(^▽^)

この改正はつまり、控除の範囲を広げるからもっと働いてください!と国が応援してくれているということです(いい言い方すると)

ただ改正によって、配偶者控除は旦那さんの年収が1220万円以下ではないともらえないという「高所得者には損」な条件が追加されました(;’∀’)取れるところから取ろうって感じですね(笑)

つまり旦那さんの稼ぎがいい人の場合は奥さんの年収に限らず配偶者控除がなくなり損してしまうということです(笑)

そこはひとまず置いといて、150万円の壁に影響するのはあなたの合計所得(年収)です!

2018年の改正後の内容をまとめると

  • 配偶者控除の対象→年収約1220万以上の旦那さんだと外れる・年収150万まで最大の38万もらえる
  • 配偶者特別控除→年収150万以上~201万6千未満まで対象

例えば

旦那さんの年収が900万

あなたの年収が160万円(201万6000未満まで)

ですと下の表を参考にすると、配偶者特別控除は31万受けられます

徐々に特別控除額は減っていきますが(これは今までも変わらずですね)、年収201万まで特別控除がもらえます。

ただ改正後はあなたの年収に限らず、旦那さんの年収で控除額が3段階に分かれています↓

配偶者特別控除

画像出典:https://www.zeiri4.com/c_5/c_1060/h_382/

以上が103万と150万の壁の内容でした。

年収150万までは配偶者控除も受けられるようになって嬉しい反面、130万の壁というものがそこまでの道にはばかります(´;ω;`)!!

130万円の壁【社会保険】

この130万とは社会保険(健康保険・厚生年金)の扶養から外れてしまう年収の金額です!

今までは所得税の扶養のお話でしたが、130万は社会保険の扶養のお話です。

簡単にいうと、年収が130万円以上なら以下のような変化があります!

  • 旦那さんや親の社会保険に一緒に入ってられない(扶養から外れ、税金が増える)
  • 自分で社会保険料を払わなくてはならない

所得税の扶養としては103万から150万まで年収が引き上げられましたが、社会保険の扶養が130万なので、実質全て扶養内におさまってチャットレディをたい方(人妻さんや学生さんなど)は130万以内におさめておくのがいいと思います。

自身で所得税や社会保険料を払っても手取りが減らないのは170万~と言われています。

なのでもし「扶養から外れてもいいから稼ぎたい!」という方は最低でも年収170万以上を目指してみてください!!

まとめ

以上、チャットレディを気を付けないといけない数字「20万」「48万」「103万」「150万」「130万」でした♡

確定申告をしなくてはいけない基準「48万」「20万(副業場合)」

所得税の扶養に入っていられる基準「150万」(2017までは103万)

社会保険の扶養に入っていられる基準「130万」

ということですね♡

所得税を払いたくなかったり、扶養内で控除を受けたい方は是非気を付けてください(^▽^)

※今回記事を書くにあたって、自分なりに調べて記事を作成していますが、内容が万が一異なっていることもあるかもしれません。詳しくは税理士さんや税務署の方などにご確認ください。

 

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